こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は『演繹法と帰納法』という話です。

演繹法と帰納法とは何か
ロジカルシンキングの基本として、
演繹法(えんえきほう)と帰納法という考え方があります。
演繹法は、ルールや前提から結論を導く考え方です。
例えば、「こうすればうまくいく」というルールを知っていて、
その通りに行動した結果、うまくいく。
これは、前提に従って結果が出ているので、
演繹法の考え方になります。
一方で帰納法は、
複数の事実から共通点を見つけて結論を出す考え方です。
いくつかの出来事を振り返って、
「うまくいったときにはこういう共通点がある」と気づく。
このように、経験からパターンを見つけるのが帰納法です。
演繹法は「学んでからやる」
例えば、ビジネスマナーで
「笑顔で接客する」という話があります。
本やセミナーでこれを学んで、
実際に笑顔で接客してみる。
そうすると接客がうまくいく。
これは「学んだルールをそのまま使って結果が出た」状態です。
つまり、演繹法です。
先に知識があって、
それを現場で当てはめているイメージです。
帰納法は「やってから気づく」
逆に帰納法は、順番が逆です。
最近の接客を振り返ってみると、
うまくいったときと、うまくいかなかったときがある。
その違いを見ていくと、
うまくいったときには共通点があると気づく。
例えば、表情や態度が違った、などです。
こうして自分なりのルールを見つけていく。
これが帰納法です。
どちらも再現性を作るための考え方
僕は、この演繹法と帰納法は
どちらも「再現性」を作るためのものだと思っています。
うまくいったことを、もう一度再現する。
あるいは、他の人にも再現してもらう。
そのためには、
「なぜうまくいったのか」を言葉にする必要があります。
なんとなく良かった、では終わらせない。
ルールとして整理することが大事です。
結局どちらも勉強が必要になる
この2つの考え方は、
実はどちらも勉強とセットだと思っています。
先に勉強してから行動するのが演繹法。
行動してから勉強で整理するのが帰納法。
順番が違うだけです。
どちらの場合でも、
最終的には本や人の教え、セミナーなどの
体系化された知識に触れることになります。
そこで「なるほど、こういうことか」と
納得する場面が出てきます。
勉強しないと人に伝えられない
もし勉強をせずに、
なんとなく良かった、悪かったで終わってしまうと、
それは自分の中だけの感覚で終わります。
人に伝えることができません。
せっかくうまくいったことがあっても、
再現もできないし、共有もできない。
だからこそ、
一般化されたルールとして整理することが必要です。
そう考えると、
先に学ぶ人も、後から学ぶ人も、
結局は勉強が大事なんだと思います。
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