こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は『補助金が簡単にもらえるわけないじゃん』という話です。

補助金は投資ありき
経営者の方とお話をしていると、
「使える補助金ありますか?」
「お金ないから補助金欲しいんだよね」
という話をいただくことがあります。
もちろん気持ちは分かります。
もらえるものなら私だって欲しいです。
ただ、その話を聞くたびに思うことがあります。
補助金がそんな簡単にもらえるわけないじゃん、と。
補助金というのは、その名の通り補助するためのお金です。
国や地方公共団体が、
「会社がもっと良くなるための取り組みを応援します」
という制度です。
そのため、基本的には何かしらの投資が前提になります。
例えば、新しい機械を導入する。
重機を購入する。
新しいシステムを導入する。
人を採用する。
こういった将来の成長につながる取り組みに対して、
その費用の半分や3分の2を補助してくれるのが補助金です。
つまり、
「お金がないから補助金をもらいたい」
という考え方だと、
そもそも制度の趣旨と少しズレています。
補助金は未来の話をする制度
さらに補助金は、
「この機械を買います」だけで通るものでもありません。
なぜその投資が必要なのか。
導入したら何が変わるのか。
売上はどれくらい増えるのか。
経費はどれくらい減るのか。
そういったストーリーを説明する必要があります。
そして補助金が採択されたら終わりではありません。
実際に導入してみてどうだったのか。
どんな効果があったのか。
そこまで報告することが求められます。
私は補助金というのは、申請書を書く制度というより、
会社の未来を説明する制度だと思っています。
だから、
「とにかくお金が欲しい」
という発想だけで申請しようとすると、なかなかうまくいきません。
補助金より先に会社の未来を考える
逆に言うと、
成長しようとしている会社には補助金は非常に有効です。
どうせやる予定だった投資に対して補助が受けられるからです。
設備投資をしたい。
人を採用したい。
新しい事業を始めたい。
そんな時に国のお金を活用できれば、
会社の成長スピードを早めることができます。
だから私は、補助金を探すことよりも先に
会社をどうしたいのかを考える方が大事だと思っています。
そして、その話を普段から税理士や社労士、
中小企業診断士などの専門家にしておくことです。
補助金は種類が非常に多く、毎年のように制度が変わります。
正直、経営者が全部覚えるのは難しいと思います。
だったら、
「来年は人を採用したい」
「設備を入れ替えたい」
「新規事業をやりたい」
という将来の話を普段からしておく。
そうすると、専門家の方でアンテナを張ってくれます。
補助金を探すことよりも、まず会社の未来を考えること。
その方が結果として補助金にも出会いやすいのではないでしょうか。
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