
こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は『税理士から見たタックスナップでの確定申告』についてです。
確定申告シーズンになると最近よく耳にするのが
「タックスナップ(Taxnap)を使って自分でやりました!」という声です。
実際に私の周りでも、
このアプリを活用して自力で申告を終えるフリーランスの方が増えている印象があります。
そもそも「タックスナップ」とは?
タックスナップとは、一言で言えば
「スマホ特化型の確定申告アプリ」です。
スワイプ操作で家計簿感覚で仕訳ができたり、
領収書をカメラで撮るだけで自動データ化できたりと、
とにかく「パソコンを開くのが苦痛」「会計ソフトは難しそう」
という層に刺さる設計になっています。
銀行口座やクレジットカードとの連携もスムーズで、
まさに「スマホ一台で完結」を地で行くツールです。
税理士として「脅威」か?
結論から言うと、全く脅威だとは思っていません。
むしろ、こういった便利なツールが増えるのは大歓迎です。
なぜなら、税理士の仕事は「単に数字を入力すること」だけではないからです。
タックスナップが普及することで、
「自分でやりたい人」と「プロに任せたい人」の棲み分けがより明確になると考えています。
タックスナップが「マッチする人」の条件
税理士の視点から見て、
このアプリを使いこなせる(自力申告に向いている)のは、以下のような方々です。
- キャッシュレス派: ネットバンキングやクレカ明細をメインで使い、データを追う習慣がある。
- こまめな性格: 領収書をもらったらその場で、あるいは数日中にスマホで撮影・アップロードできる。
- スマホ操作が苦にならない: 隙間時間にスワイプ操作で仕訳をコツコツ進められる。
業種で言えば、IT系フリーランス、ライター、コンサル業など、
「経費の件数が比較的少なく、かつデジタルツールに抵抗がない業種」には最適の選択肢でしょう。
「私のお客様」はどんな人か?
一方で、私が普段お手伝いさせていただいているのは、
本当に全部「丸投げ」したい人たちです。
私の関与先はひとり親方やネイリストなど
「自分の動きが止ると売上も下がる業種」の方ばかり。
想像してみてください。
今、年に1回、年明けに領収書を全部まとめて税理士に送付している方。
それを1枚1枚全部写真に撮ってアップロードする自分を想像できるでしょうか?
おそらく、
「そんな暇があるなら現場に出る」
「撮影する時間で一人でも多くのお客様を入れたい」
というのが本音ではないでしょうか。
まずはチャレンジしてみる価値はある
とはいえ、個人事業主の税理士関与率は20%と聞いたことがあります。
自分でやれないことはないので、チャレンジしてみては。
- 自分でやってみて、意外とイケる!と思えばそのまま続ければいい。
- やってみたけれど、「やっぱり無理だ」「この作業時間を売上に変えたい」と限界を感じた。
挑戦してみて「やっぱり難しい」となれば、
それから税理士を探せばいいだけのことだと思ってます。
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