恥ずかしいキャッチコピー

こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は『恥ずかしいキャッチコピー』という話です。

私は市場調査をかなり細かくやるタイプです。
同業者のホームページはもちろん、新しく関与先様が増えたときには、
その業種の他社様のホームページもざっと見て、「この会社は何をウリにしているのか」を確認します。

そのとき、毎回思うことがあります。

よく見るけど、全部当たり前

「これは?」と思うキャッチコピーです。

・誠心誠意対応します
・分かりやすい説明を心掛けます
・元気に対応します
・親切丁寧に対応します
・秘密厳守で対応します
・すぐ連絡します
・納期を守ります
・フットワークが軽いです
・清潔感のある店内です
・高品質なサービスを提供します

…全部、当たり前じゃないでしょうか。

改めて言うほどのことなのか、と感じてしまいます。
むしろ、これを書かないと不安に思われる状態の方が問題では、と思うこともあります。

なぜこうなるのか

こういったキャッチコピーに共通しているのは、
「自分たちが言いたいこと」だけで作られている点です。

「ちゃんとやってますよ」
「真面目にやってますよ」

というアピール自体は悪くありません。
ただ、それは“こちら側の都合”です。

読む側からすると、
「それで自分にどんなメリットがあるのか」が見えません。

キャッチコピーはベネフィットが全て

キャッチコピーは、基本的には
「相手がベネフィット(利益)を感じること」が前提になります。

例えばよく知られているものだと、

・お、ねだん以上
・お急ぎ便が使い放題
・吸引力の変わらない、ただ一つの掃除機

これらはすべて、
「それを使うと自分にどんな良いことがあるのか」が一瞬で分かります。

単に「高品質です」と言われるよりも、
「どう良いのか」が具体的に見える方が、自然と興味が湧きます。

言いたいことを翻訳する

結局のところ大事なのは、
「こちら側が言いたいこと」をそのまま出すのではなく、
「お客様が聞きたい言葉」に翻訳することです。

例えば「すぐ連絡します」ではなく、
「急ぎの相談でもその日のうちに返信が来る」など、
受け取る側の視点で表現を変えるだけでも印象は変わります。

同じ中身でも、伝え方で価値が変わるという典型的な部分だと思います。

自分のことを棚に上げつつ

と、ここまで書いておいてですが、
私のホームページも決して完璧ではありません。

むしろ「これ、ちょっと怪しいな」と思う部分もあります。
自分で書いたものでも、時間が経つと違和感が出てくるものです。

そろそろテコ入れの時期かもしれません。

他人のホームページを見て気づいたことを、自分にもちゃんと返していく。
この繰り返しなのだと思います。

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