長期投資と人生のバランス

こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は『長期投資と今の生活』という話です。

NISAやiDeCoが広まって、もう10年くらいでしょうか。
老後資金の話題が出るたびに「とにかく積み立てなければ」という空気を感じます。

私もNISA、iDeCo共に利用していますが、
最近「どこまでやるのが自分にとって適切か」を改めて考えました。

iDeCo満額でどこまでいけるのか

現在35歳の私が、iDeCoの上限である月68,000円を65歳まで積み立てる。
年利5%で運用できたと仮定すると、65歳時点で約5,600万円になります。
税引後でざっくり4,900万円程度。

これを65歳以降、年利3%運用しながらで100歳まで取り崩すと、
国民年金満額と合わせて毎月約24万円使える計算です。
(もちろん、20%の税引き後の金額です。)

この数字を見たとき、正直に思いました。
「あれ、充分じゃないか」と。

もちろんリスクはあるけれど

想定利回りが下振れする可能性もありますし、インフレや制度改正のリスクもあります。
ですから、別途ある程度の預貯金は必要だと思っています。

100歳でぴったりゼロ円になる人生設計は、精神的にきつい。

ただ、「余剰資金はできるだけNISAへ最大投入」という発想が、
必ずしも全員にとって正解とは限らないのではないか、と感じています。

今の時間は将来に繰り越せない

老後の安心は大切です。でも、今の旅行や趣味、家族との時間は将来に持ち越せません。体力も気力も、今が一番ある。

投資のためにさらに稼ぎ、さらに積み立てる。その結果、今を削るのは少し違うのではないか。私はそう考えるようになりました。

私の現在のスタンス

・iDeCo満額は死守
・それ以外は、生活費で余った分だけ貯金かNISAへ
・必要があれば貯金から使う

iDeCoで老後の土台はつくる。それ以上は無理をしない。

毎月何十万円も、投資のために余計に稼ぐのは正直しんどいです。
将来の安心と今の充実、そのバランスをどう取るか。
私は今のところ、このくらいがちょうどいいと思っています。

投資額に「正解」はありません。
自分が納得できるラインを見つけることが、一番大切なのではないでしょうか。

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