確定申告を税理士に依頼するメリット

こんにちは！
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は「確定申告を税理士に頼むメリット」についてお話しします。

確定申告の時期が近づくと、
多くの方が「手間がかかる」「ストレスが溜まる」
といった悩みを抱えます。

今日は、
税理士に確定申告を頼むことで得られる具体的なメリットをご紹介します。

意外に安い

青色申告を行っている場合、青色申告特別控除が使えます。

この制度はざっくり申し上げると、
「払っていない経費を65万円上乗せできる制度」です。
これはおおよそ20万円くらい税金を安くする効果があります。

で、大体の方の確定申告を税理士に依頼すると
依頼料が15万円～25万円くらいになることが多いです。

自分でレシートを集計して白色申告をするのと、
税理士に依頼して青色申告をするので、
かかる金額が意外に変わらない方がほとんどです。

手間も減らせて、持ち出しもないのでおすすめです。

突然ですが、皆さんの時給はいくらですか？
大手企業のサラリーマンだと3500円くらいが目安のようです。

時給3500円の方が1週間かけて確定申告書を作成すると、
おおよそ12万円程度のチャンスロスになります。

フリーランスの方は自身がトップ営業マンでもありますので、
このチャンスロスはもっと大きくなります。
（そもそも1週間以上かけられる方も多いです。）

確定申告は時間がかかります。

年末からそわそわし始めて…
やらなきゃ、やらなきゃと思いながら1月は放っておいて…
2月から領収書を集めて、整理して、入力して…
そして出来上がった決算書も、あんまり正しいかどうかがわからない。

苦手なことに時間をかけて、合っているかもわからず作業をする。
毎年このような状況になっている方はよくいらっしゃいます。

「バックオフィスのために起業したわけではない」
とお考えの方には、税理士への丸投げは候補になります。

絶対に金額以上に楽になります。

税務署からの指摘や否認を受けるリスクは、
申告書の記載ミスや勘違いから生じます。

・固定資産の減価償却の計算方法を間違えていた
・使えると思っていた特例の要件を満たしていなかった
・そもそも特例があるとは思わなかった

税理士はもちろん税の専門家です。
これらを税務調査で否認されるリスクを最小限に抑えられます。

税理士が関与した決算書は、
金融機関や取引先に対する信頼性が高まります。

銀行や日本政策金融公庫は、
借入をする際に決算書を確認します。

その決算書が納税者の自作の場合、
「行うべき会計基準にきちんと順守しているのか？」
という部分で疑問に思われるリスクがあります。

税理士が関与した決算書は、
それだけで金融機関からの決算書に対する信頼度は上がります。

もちろん、借入の際に我々税理士が同席することも可能です。

確定申告を税理士に頼むメリットは、
作業時間やストレスの軽減から、税務リスクの低減、
さらに節税効果や信頼性向上まで多岐にわたります。

特に、事業やプライベートの時間を大切にしたい方にとって、
「確定申告の時期が憂鬱だ」と感じている方は、
ぜひ一度税理士への依頼を検討してみてはいかがでしょうか？

もし興味がございましたら、私までお気軽にご相談ください！