キャッシュレス納付が今のスタンダード

こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は『キャッシュレス納付が今のスタンダード』という話です。

先日、東北税理士会の会報を読んでいたら、興味深いアンケート結果が載っていました。
「キャッシュレス納付に関する利用状況調査」の結果です。

国がDXを推進していることもあって、
私たち税理士業界でもこの話題は避けて通れません。

ただ、その数字を見てみると、
理想と現実のギャップがなかなか面白いことになっていました。

税理士業界のリアルな数字

アンケートの結果を見ると、
キャッシュレス納付に「積極的」または「意向あり」と答えた税理士は7割近い数字でした。
意識としては「やったほうがいいよね」と思っている人が大半なんです。

ただ、実際の現場での利用状況はこんなデータになっています。

  • 積極的に利用している:30.7%
  • 利用したいが一部の顧問先しか進んでいない:37.9%
  • あまり利用していない・全く利用していない:約31%

面白いのがその内訳です。
「利用したいが一部の顧問先しか進んでいない」という回答が最多。

つまり、やりたい気持ちはあるけれど、
実際にはなかなか浸透していないという現場の苦悩が見て取れます。

メリットとしては「事務作業の効率化」が圧倒的ですが、
一方で「関与先の理解が得られない」という壁がかなり高いようです。

銀行の窓口がどんどん遠くなっている

なぜここまでキャッシュレスを推すのか。
それは単に「デジタルで格好いいから」ではありません。

単純に、今の時代、
銀行の窓口に行くのがめちゃくちゃ大変になっているからです。

最近の銀行、驚くほど店舗が減りましたよね。
しかも、ようやく見つけた店舗に行っても
「完全予約制です」と言われたり、数時間待ちだったり。

納税のために貴重な午前中を丸々潰してしまうのは、
経営者の方々にとってあまりにももったいないコストだと思うんです。

弊所ではほぼ100%がキャッシュレスです

そんな業界全体の状況を横目に、
私の事務所では顧問先様のキャッシュレス納付率はほぼ100%に達しています。

これは私が無理やり押し付けたわけではなくて、
「銀行に行く手間、本当になくしませんか?」と
丁寧に提案し続けてきた結果だと思っています。

ダイレクト納付の設定さえ一度済ませてしまえば、
クリック一つで納税が完了します。

あの銀行の重苦しい空気感や、
駐車場を探すストレスから解放されるメリットは、
想像以上に大きいものです。

浮いた時間はもっと大事なことに

「納税は銀行の窓口で受領印をもらわないと安心できない」
という気持ちも分からなくはありません。

でも、これだけインフラが整った令和の時代、
そこにエネルギーを割くのは少しもったいない気がしています。

手続きの煩雑さや
「責任問題になったら怖い」という税理士側の不安もアンケートにはありましたが、
そこをクリアにしていくのが私の仕事。

浮いた時間で、次はどうやって利益を出していくか、
もっと前向きな話をしたいなと考えています。

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