誠実な対応こそ最強の集客戦略

こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は『誠実な対応こそ最強の集客戦略』という話です。

私は普段から、誰に対してもできるだけニコニコと接し、
コンビニや飲食店でも店員さんにきちんと「ありがとうございます」と伝えるようにしています。

学生時代にスーパーの惣菜コーナーで長くアルバイトをしていた経験があり、
そこで“ちょっとアレなユニークな”お客様をたくさん見てきました。

だからこそ、反面教師として、
どんな場面でも誠実に接することを自分の中で大事にしています。

日常の小さな「誠実さ」が思わぬ縁をつないでくれる

税理士として独立し、日々さまざまな方と接する中で思うのは、
「誠実な対応はどこで誰が見ているかわからない」ということです。

特に開業したての頃は、営業のためにSNSを頑張る、広告を出す、交流会に行く
…と“やること”が目に見えますが、本質的に大事なのはもっと地味な部分だと思います。

日常の中でどれだけ心を込めて対応しているか。
それを見ている人が必ずどこかにいます。

実は先日、そのことを強く実感する出来事がありました。

宅配業者さんからの「紹介」

弊所へ配達に来てくださる配送業者の方がいます。

開業以来ずっとお世話になっている方ですが、
特別長い雑談をするわけでもなく、宅配を受け取りながらちょっとした挨拶を交わす程度の関係でした。

ところが先日、その方が配達の際にこう言ってくださったのです。

「周りで法人を立ち上げる人がいて…税理士を探してるらしいんですよ。
よければ髙橋さんをご紹介したいんですけど」
(という旨の話)

驚きつつ話を聞くと、
その方の中で「税理士=髙橋」というイメージが自然と浮かんだとのこと。

正直、私は特別な“営業”らしいことをその方にしてきたわけではありません。
ただ、いつも丁寧にお礼を伝え、受け取るだけの場面でも誠実に接してきただけです。

「態度」は相手の記憶に残り続ける

もし私が不愛想に受け取りだけしていたら。
もし「どうも」くらいの適当な対応で済ませていたら。
この紹介の話はきっと生まれなかったでしょう。

人は、言葉以上に“態度”をよく覚えています。
特に、仕事やお金に関わる相談相手を誰にするかとなれば、
なおさら「感じの良さ」「信頼できる人柄」が重要です。

その意味で、誠実な対応というのは、
最もローコストで、最も効果的な集客方法なのかもしれません。

SNS広告のようにお金もかからず、
難しい戦略を考える必要もなく、
ただ日常の中で人に対して丁寧に接するだけ。

それだけで自然とご縁は広がっていきます。

誠実さは“即効性”ではなく“蓄積される資産”

誠実な対応は短期的に数字として現れにくいかもしれません。

しかし、こうした小さな行動は確実に積み重なり、
気づいたときには大きな信頼となり、紹介という形で返ってきます。

私は、事務所運営において華やかなマーケティングももちろん大事だと思いますが、
同じくらい日常の姿勢が集客の根っこを作っていると感じています。

結局のところ、「この人なら紹介できる」と思っていただけるかどうか。
それを決めるのは専門性以上に“人としての姿勢”なのだと思います。

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