
こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は「大好きな高校時代の先生の話」です。
私には、人生の大きな転機を支えてくれた、
忘れられない高校時代の先生がいます。
いまこうして税理士として仕事をしているのも、
その先生との出会いがあったからこそ。
改めて、感謝と尊敬の気持ちを込めて、
このエピソードを綴ってみたいと思います。
一度挫折した高校生活
高校生活、私は決して順風満帆ではありませんでした。
実は、一度挫折を経験し、途中で転校しています。
転入先に選んだのはクラーク記念国際高等学校(単位制高校)。
そこで出会ったのが、今回の主役であるA先生です。
担任ではなかったものの、
あらゆる分野に知見があり、「困ったらとりあえずA先生に相談」という存在。
進路の話、生活の悩み、将来の不安——何でも親身になって話を聞いてくれました。
やりたいことがなかった僕に、進む道をくれた
当時の私は「やりたいことがない」と思い込んでいて、
未来に希望が持てない時期でした。
そんな時、A先生が教えてくれたのが、
ある短大が新しく一期生を募集しているという情報。
何となく入学を決めたその短大で、
簿記に出会い、会計の世界の面白さに夢中になりました。
税理士になりたい」と話したとき、
先生は在校生でもない私のために、進路指導を全面的にサポートしてくれたのです。
編入学という道を教えてくれた先生
普通なら「大学に入り直す」という選択肢になりがちですが、
先生は「大学編入学」という選択肢を提案してくれました。
しかも、私の希望や専門分野に合わせて、
- 学びたい学部・学科のある大学をリストアップ
- 試験日程や試験科目をリスト化
- 実力に合い、かつ環境が合いそうな大学を厳選
その中で先生が一番勧めてくれたのが、私の母校である専修大学でした。
私は迷わず専願で受験し、合格。
結果的に、税理士としての基礎を築く大切な時間を、そこで過ごすことができました。
今でも続く、恩師とのご縁
先生は現在、千葉県で教鞭を取られています。
私が関東を離れ、地元仙台で開業することを伝えたとき、
なんと「バイクで千葉一周しようか!」と計画してくれて、
昨年は1泊2日でツーリングにも行ってきました。
高校時代の私は、正直に言えば少しやさぐれていて、
今の自分からは想像できないくらい、
よくも悪くも感じの悪い生徒だったと思います。
それでも変わらず向き合ってくれたA先生には、今でも本当に感謝しています。
恩返しではなく、恩送りを
先生に直接何かお返しするのは難しいかもしれません。
でも、先生のように
「誰かの人生の分岐点に、そっと光を当てられるような存在になりたい」と思っています。
それが私にできる、“恩返しではなく恩送り”。
税理士という立場で、多くの方の挑戦や再出発に寄り添い、
前向きな一歩を後押しできるよう、これからも努力を続けたいと思います。
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