
こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は『経営の不易流行』という話です。
経営の話をしていると、
「何を変えるべきで、何を変えないべきか」という考えることがあります。
環境はどんどん変わりますし、新しい情報も次々入ってきます。
その中で、どこまで乗るべきか迷うことも多いと思います。
そんなときに考えたいのが「不易流行」という考え方です。
不易流行とは何か
不易流行とは、簡単に言うと
「変えてはいけないものと、変えていくべきものを見極める」という考え方です。
流行に乗ること自体は悪くありません。
ただ、すべてを流行に合わせてしまうと、自分の軸がなくなります。
逆に、何も変えないのもリスクです。
だからこそ、「何を守るのか」「何を変えるのか」を自分の中で持っておくことが大事だと思っています。
弊所の変えない部分
例えば弊所では、
「誰もが無理をしない社会の実現」という理念を掲げています。
関与先様が好き・得意なことに注力できるように、嫌い・苦手な部分だけを私にご依頼いただく。
その結果として、好きなことだけに集中できる環境を作ることが目標です。
この考え方は、今後も変えるつもりはありません。
サービス内容や使うツールは変わるかもしれませんが、ここは「不易」の部分です。
伸びる事業と停滞する事業
事業を見ていると、伸びる方と停滞する方がいます。
もちろん要因は様々ですが、大きな理由の一つは
「理念(=目的)があるかどうか」だと感じることが多いです。
例えば、
・なんとなく儲かりそうだからと不動産事業に進出し、借入が増えていくケース。
・少し利益が出たからと、奥様がやりたかったネイルサロンやカフェを始めるケース。
・利回りが良いと言われて、余剰資金の大半を金融商品に入れてしまい、元本割れしてしまうケース。
どれも一見すると合理的に見えますが、
「なぜそれをやるのか」という軸が弱いと、結果的にバラバラな経営になっていきます。
理念がないと何が起きるか
こういったケースで起きやすいのが、従業員の離脱です。
従業員からすると、日々頑張って作った売上が、
社長の思いつきや趣味のような形で使われているように見えてしまうことがあります。
「いや、それなら自分たちに還元してほしい」と感じるのは自然だと思います。
他事業に投資すること自体が悪いわけではありません。
ただ、本業を始めたときと同じくらいのリサーチと覚悟が必要だと思います。
流行に乗る前に思い出すこと
結局のところ、これらはすべて
「ゴール(=理念)」が曖昧なことから起きていると私は考えています。
今期、思ったより利益が出た。
お金が余っている。
このままだともったいないから、何かに使おう。
そんな発想で使い道を考えていないでしょうか。
一度、創業したときの気持ちを思い出してみるのも良いと思います。
何のためにこの事業を始めたのか。
その目的に合っている使い方なのか。
流行に乗ること自体は悪くありませんが、
「不易」があるからこそ意味があるのだと思います。
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