
こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は『オンライン秘書とGeminiを検討してみた』という話です。
私はいわゆる「ひとり税理士」として、人を雇わずに事務所を運営しています。
そのため、私の稼働時間がそのまま売上に直結します。
逆に言えば、私の時間が雑務に奪われれば奪われるほど、
事務所としての生産性は下がっていきます。
最近、その点で強く悩むようになりました。
開業して1年半が経ち、少しずつ仕事の全体像が見えてきました。
すると自然と、「これは私じゃないとできない仕事」と「正直、私じゃなくてもできる仕事」がはっきり分かれてきたのです。
ひとり税理士の最大の制約は「時間」
ひとりで経営している以上、私の時間は有限です。
申告書の最終判断や税務的な整理、方針の決定といった部分は、当然ながら私がやるべき仕事です。
一方で、単純な集計作業やコピペで済む業務まで自分で抱え込むのは、合理的とは言えません。
「全部自分でやった方が安心」という気持ちがゼロではありませんが、
事業として考えたときには、その安心感がコストに見合っているのかを考える必要があります。
雑務が一気に表面化した12月
特にそれを痛感したのが12月でした。
12月は年末調整があり、関与先の従業員の1年分の給与データを、
ひたすらシステムに入力する作業が発生します。
数字を確認しながら、同じような画面に同じような情報を打ち込む。
ミスが許されないので集中力も使う。
正直、かなり重たい作業です。
この時間を使って、もっと別のことができるのではないか。
そう考えるようになりました。
「人を雇う」以外の選択肢
とはいえ、すぐに職員を雇うという選択肢は、
ひとり税理士にとってハードルが高いのも事実です。
固定費が一気に増えますし、教育やマネジメントの時間も必要になります。
そこで検討し始めたのが、オンライン秘書と**生成AI(Gemini)**の活用です。
どちらも「私じゃなくてもできる作業」を切り出すための手段として、非常に相性が良いと感じました。
オンライン秘書で切り出せる仕事
オンライン秘書に任せられるのは、
・データの集計
・資料の転記
・フォーマットへの入力
・定型的な事務作業
こういった、ルールが決まっていて判断を伴わない業務です。
時間単価で考えると、私がやるよりもはるかに合理的ですし、
「人を雇う」よりも柔軟に使える点も魅力です。
Geminiで代替できる作業
一方で、Geminiのような生成AIは、
・表記の統一
・文章の下書き
・データの整理
・調べ物の補助
といった作業で力を発揮します。
特に「考えるほどではないが、手は動かさないといけない作業」を肩代わりしてくれる感覚です。
完璧を求めず、たたき台として使うだけでも、作業時間はかなり短縮されます。
時間を生むための投資という考え方
オンライン秘書も生成AIも、使えば当然コストはかかります。
ただ、そのコスト以上に「時間」が生まれるのであれば、それは立派な投資です。
ひとり税理士にとって一番貴重なのは、結局のところ“自分の時間”です。
その時間を、より付加価値の高い仕事に使えるなら、検討しない理由はありません。
自分がやるべき仕事に集中するために
「全部自分でやる」ことが美徳だったのは、ある意味で過去の話かもしれません。
私じゃなくてもできることは、仕組みや外部の力に任せる。
その分、私にしかできない判断や責任の部分に集中する。
今は、そういう経営の形を模索しています。
オンライン秘書や生成AIは、そのための有力な選択肢です。
ひとりで経営しているからこそ、使えるものは使う。
そんなスタンスで、これからも事務所運営を考えていきたいと思っています。
お仕事のご依頼はこちら→https://tktk-tax.com/contact/