税理士試験の戦績

こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は「税理士試験の戦績」についての話です。

私は「若い税理士ですね」と言われることが多いのですが、
決してスムーズに合格したタイプではありません。

大学生の頃から目指し始めたので、
たまたま早く動き出していただけで、
試験そのものはしっかり苦労しました。

結果として、税理士登録までにかかった年数は8年

一般的に税理士試験は平均で9年程度かかると言われていますので、
特別早いわけでもなく、
むしろ平均的だったと思います。

私の戦績を公開します

税理士試験の科目合格履歴は以下の通りです。

(簿記論=簿、財務諸表論=財、法人税法=法)

  • 2012年 簿〇、財×
  • 2013年 財×
  • 2014年 財×
  • 2017年 財〇
  • 2019年 法×
  • 2020年 法〇
  • 2021年~2022年 大学院で税法免除

見ての通り、順調に一直線で合格したわけではなく、
不合格の年も多く、挫折を繰り返しました

そのぶん、合格した時の喜びもひとしおでした。

感想は…超つらい!もう二度とやりたくない!

税理士試験は、
年間1000時間以上の勉強をしても落ちる試験です。

私は当時、仕事から帰ってきてから毎日3.5時間を勉強に充てていました。
1日も欠かさず、です。

しかも、報われるのは上位10%。

落ちた年の喪失感は、
他の試験とは比になりません。

「自分を全否定されたような気持ちになる」とは、
よく言ったものです。

なので、正直な話、生まれ変わったらもう税理士試験には挑戦しません(笑)

でも、実務にはめちゃくちゃ役立ちました

そんな苦労の中で得た知識は、
今の実務にダイレクトに活きています

お客様との会話の中で、
「あ、これはあの条文に関係しているな」
とか
「この取引はあの基準で処理できるな」
と、自然と頭に浮かぶのは受験時代の習慣のおかげです。

試験勉強というのは、
試験合格のためだけのものではなく、
考える力・調べる力・基準を使いこなす力を育てる時間でもあったのだと、
今になって思います。

これから税理士を目指す方へ

私は、税理士になってから、
人生が大きく変わったと日々実感しています。

あのとき踏み出してよかった。
今は心からそう思います。

もし、これから税理士試験に挑戦する方がいれば、
僕のノウハウは惜しみなくお伝えします。

ただし…人生の10年くらいは覚悟して臨んでください。

それでも、挑戦する価値は十分にありますよ。
(おすすめはしませんが笑)

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