こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今日は、確定申告を税理士に依頼するタイミングについてお話しします。
■結論:12月には税理士を見つけておくと楽!
まず結論からお伝えすると、確定申告を税理士に依頼する場合、
12月までに税理士を見つけておくのが理想的です。
その理由を解説します。
■税理士業界の現状と依頼が増加している理由
毎年、税理士は多くの確定申告依頼をいただきますが、
近年ではコロナ禍の影響もあり、IT系フリーランスや、
副業を始める方々からの依頼が増えています。
特に、ライフプランの実現を目指して新たな働き方に挑戦する方が増えた印象です。
体感としても、2010年代に比べて確定申告依頼は増加傾向にあると感じます。
■依頼が集中する「1月」のリスク
実は、一番多くお問い合わせをいただくのは「1月」です。
年明けに確定申告の準備を始め、
「やはり自分では難しい…」
と感じて税理士への依頼を考え始める方が多い時期です。
しかし、税理士は既存のお客様の申告もあるため、
実際には12月の時点で業務の50%から70%が埋まっているケースが多く、
対応が難しくなることも少なくありません。
■早めの帳簿付けで余裕を確保
そのため、
2024年に開業された方は、
11月までに簡単にでも帳簿付けを始めておくことをおすすめします。
帳簿付けが自分でできるようであれば、
そのまま自分で進めることも可能ですし、
難しい場合でも早めに税理士に依頼することで、
余裕を持って準備が進められます。
■税理士選びのポイント
税理士にはITに強い、特定業種に詳しい、料金の幅など様々な特色があります。
選び方のポイントは
「フィーリングが合うか」です。
税理士には通帳を見せることになるし、
家族構成や今後の人生プランなど
かなり深く個人的な内容を相談することになります。
この時に、相談しやすい税理士ではないと、
その年の申告に関係ない話を露骨に避けられたりもします。
信頼できる税理士を見つけるための時間を確保するためにも、
11月には帳簿付けを開始し、依頼準備を進めておきましょう。
■お困りの方はお気軽にご相談を!
「帳簿付けってどう始めたらいいかわからない」
という方もご安心ください。
最低限、何ができていればよいかなど、
初歩的な内容からの相談もお待ちしております。