面談なしでも困らない理由

こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は『面談なしでも困らない理由』についての話です。

税理士との顧問契約というと、
「毎月一度は面談するもの」というイメージを持たれている方も多いかもしれません。

訪問、来所、ZOOM、電話…形式は様々ですが、
定期的に顔を合わせることが前提のサービスが一般的です。

ただ、弊所ではあえて「定期面談なし」としています。
代わりに、「随時、相談はいつでもOK」というスタイルで顧問契約を行っています。

その背景には、私なりの考えがあります。

スタートアップ企業に本当に必要なこと

私の顧問先は、創業間もない企業や売上1億円未満の中小企業が中心です。

このフェーズの会社にとって最大の課題は、
税金の話より「売上をどう増やすか」に尽きます。

定期面談でアドバイスを求められても、
結局「まずは売上ですね」という結論になってしまうことが多いのが実情です。

そんな中で、毎月のように定例で時間を使うのは、
経営者にとっても私にとっても効率がよくありません。

ならば、その面談コストを省いて、
もっと本業に集中していただけるような形を取った方が、
両者にとってメリットがあると考えました。

顧問料を抑えて、確実な税務サポートを提供

定期面談を行わない分、
弊所では顧問料を相場より2〜3割程度下げています。

そのうえで、申告書や決算書の品質は一切妥協せず、
しっかりと対応しています。

「無駄を省いて、必要なところに力を注ぐ」
——その方針のもと、業務設計をしています。

面談がないからといって放置するわけではなく、
「いつでも連絡ください」とお伝えしています。

実際、電話やメール、チャットなどでご相談をいただく機会は多く、
皆さん「この方が気軽でありがたい」と感じてくださっているようです。

必要なときは、こちらから面談をご提案

もちろん、すべてのやり取りがオンラインで済むわけではありません。

なかには「これは資料を見ながら、直接お話しした方が早いな」という内容もあります。
そういったときには、こちらから面談をご提案し、適切に対応しています。

つまり、「面談をゼロにする」ことが目的なのではなく、
「意味のない面談をなくす」ことが目的なのです。

お互いの時間を守る、長く続く関係性を

私が目指しているのは、経営者が本業に集中できるようサポートしつつ、税務の不安は感じさせない、そんな関係性です。そのためには、お互いの時間をコストとして考える視点が欠かせません。

面談があることが「安心」ではなく、必要なときにすぐ相談できる環境があることが「安心」。その考えに共感していただける方と、これからも良い関係を築いていきたいと考えています。

お仕事のご依頼はこちら→https://tktk-tax.com/contact/