こんにちは!仙台市の税理士、髙橋拓人です。
我々税理士は、日々経営者様からの相談を受ける職業です。
相談内容は大体この3つの種類に分かれます。
・ホワイト…間違いなく経費なもの、判例で結論が出ているもの
・ブラック…どう考えても脱税になるもの
・グレー…上の中間で、納税者と税務署の意見が分かれそうなもの
相談内容はホワイトなことばかりなら良いのですが、
実際には、グレーなことが多いです。
(グレーだからこそご相談頂けるのです)
その時の税理士の反応は多分どちらかです。
A:いやそれはだめです。やめましょう。
B:そのままだとだめな可能性があります。このように対応すればいけるかもしれません。
私は、Bの回答ができる人が「親身な税理士」だと思います。
もちろん脱税はだめです。
ブラックなものは、どうしたってブラックです。
でもホワイトしか処理をしないのであれば、
毎年の税務署の無料相談で足ります。
我々税理士の存在意義の1つは、経営者の行うことの理論武装です。
このために必要なのは、税法解釈だけでなく、判例解釈も必要です。
ただでさえ難しい租税法。更にその判例も押さえた判断など、
一般の方々には難しくて当然です。
そういったご相談に乗れるのが、
我々税理士の独占業務の一つである「税務相談」であり、
ただ、そもそもそのような相談をして頂ける状況を作るには、
日々「親身な税理士」として経営者に寄り添う姿勢が必要と常々考えております。
だからこの仕事は楽しいのです。