生成AI活用の“最初の一歩”

こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。

今回は『生成AI活用の“最初の一歩”』という話です。

最近、ChatGPTやGeminiといった生成AIを活用する場面がどんどん増えています。

プログラミング、HPデザイン、プレゼン資料作成…といった高度な使い方ばかりが目立ち、
「難しそう」「自分には無理」と感じる方も多いです。

しかし実際には、
生成AIはちょっとした場面で“軽く使うだけ”で仕事が驚くほど楽になります。
今日は、私が実際に会計の現場で使ったシンプルな活用例をご紹介します。

生成AIはテクニック不要。日常の業務で使ってこそ力を発揮する

「生成AI活用セミナー」が各地で開催されるほど、AI活用が注目されています。

しかし、別に難しいプロンプトや高度な操作を覚える必要はありません。
むしろ、“普段の仕事の中でめんどくさいと思った瞬間”こそが、AIに任せる絶好のタイミングです。

大掛かりな使い方より、まずは手元の面倒をひとつ減らす。
それだけで立派な生成AI活用です。

実際の活用例:請求書の「よく分からない品名」を調べてもらった

先日、お客様の会計処理で「謎の品名」が出てきました。
型番が英語の長い文字列で、何を買ったのか全く検討がつかない…。
こういう時って、Googleで品名を手打ちしながら検索するのが地味に面倒なんですよね。

そこで私は、請求書の“品名の部分だけ”をスクショで切り取り、
それをそのままGeminiにポンッと投げました。

すると、Geminiからすぐに返答がありました。

この時点で「とりあえずカメラのレンズっぽいぞ」ということが判明。
型番を手入力する手間もなし。
長い英数字をタイプミスしながら検索する必要もなし。

短縮できた時間は正直“数十秒”かもしれません。
でも、効果は時間削減だけではありません。

生成AIを使うメリットは「面倒なことをしなくてよくなる」こと

品名が長い、意味が分からない、そもそも読めない…。
こうした“わけのわからない文字列”を検索窓に打ち込むストレスがゼロになる。
このメリットこそ、生成AI活用の本質だと思います。

仕事をしていて「めんどいな…」と思う瞬間は誰でもあります。
その瞬間こそ、「AIに聞いてみるか」が正解です。
これが、生成AIを本当に使いこなす第一歩です。

まずは「小さなめんどくさい」をAIに投げることから始める

立派なプロンプトや難しい使い方は必要ありません。

面倒だと思った作業のうち、1つだけAIに任せてみる。
すると、仕事の負担が確実に減り、結果として効率も精度も上がります。

生成AIは専門家だけのものではなく、
日常の小さな作業こそ一番効果を発揮します。

もし「AIをどう使えばいいかわからない」という方がいれば、
まずは今日の例を思い出してみてください。

「わからないものをスクショしてAIに聞く」
——本当にこれだけで世界が変わります。

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