
こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は『資料を郵送しないで喜ばれた話』についてです。
実は弊所には、プリンターがありません。
お客様への資料提出は基本的にPDF形式で行っており、
それをGoogleドライブで共有する形をとっています。
先日、このやり方がお客様に大変喜ばれた出来事がありました。
「置き場所に困っていたんです」という喜びの声
先日、あるお客様の決算申告が完了し、
納品物をPDFで保存してGoogleドライブで共有したところ、
想像以上に喜んでいただけました。
お客様がおっしゃるには、
「前の税理士さんは、いつも分厚いファイルを郵送してきて、その置き場所に本当に困っていたんです」
とのことでした。
決算書や申告書は、
内容にもよりますが20〜50ページほどになることがよくあります。
さらに、会社の取引がすべて記載されている総勘定元帳に至っては、
100ページを超えることも珍しくありません。
これだけの量の紙の資料を保管するには、
かなりのスペースが必要です。
「紙のために家賃を払っているようなもの」
というお客様の言葉に、私自身も深く共感しました。
物理的なスペースだけでなく、
紙の管理にかかる手間も考えると、
データでの受け渡しがいかに効率的であるかを改めて実感しました。
税理士業界の「当たり前」は世間の「当たり前」?
資料をデータでやり取りするのは、
一般企業ではもはや当たり前のことです。
しかし、恥ずかしながら税理士業界では、
いまだに紙でのやり取りが主流の事務所も少なくないのが現状です。
税理士業界は良くも悪くも「古い業界」と言われることがあり、
昔ながらのやり方を続けている事務所も多く存在します。
もちろん、紙での保管を好むお客様もいらっしゃるでしょうが、
多くの企業がデジタル化を進め、ペーパーレスを志向する現代において、
税理士事務所だけが古いやり方に固執していては、
お客様のニーズとの間に乖離が生まれてしまいます。
時代に取り残されないために
今回の件を通して、
改めて「世間の常識からずれないよう、常にアンテナを張り続けること」
の重要性を痛感しました。
弊所も時代に取り残されることのないよう、
常に新しい技術や働き方を取り入れながら、
お客様にとっての「当たり前」を提供できる税理士事務所でありたいと思います。
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