
こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今日は、「経理効率化のコツ」についてです。
経理業務は正確さが求められる反面、
繁忙期には膨大な作業に追われることもあります。
今回は、そんな経理業務を効率よく進めるためのコツをお伝えします。
経理業務は「作業の分散化」が重要
経理業務では、作業の分散化が成功の鍵です。
特に、1月は法定調書作成が必要で、
個人への報酬や家賃の集計が重なるため、
早めの準備と日常的な工夫が大切です。
経理業務のスケジュールを整える
経理業務は月初から月末にかけてやるべきことが明確に分かれています。
以下のスケジュールが一般的でしょうか。
- 月初
- 通帳を1か月分まとめて入力
- 経費精算のチェック・処理
- 月中
- 給与支払い
- 月次決算の締め作業
- 月末
- 家賃や請求書の支払い処理
- 必要書類の整理
効率化のための実践的なコツ
- 業務の分散化を図る
- 個人への報酬支払いや家賃の集計を、1月だけでなく毎月のルーチン作業に組み込む。これにより、年末年始の負担が大幅に軽減します。
- 通帳入力は、週明け月曜日に通帳を印字し、その週の分をこまめに入力する習慣をつけると、入力作業の分散化につながります。
- 経費精算をスムーズにする仕組み作り
- 経費精算は滞りやすい業務のひとつですが、月末に「経費提出案内」を流すだけで資料が集まりやすくなります。
- さらに、入力が簡単なフォーマットを作成することで、従業員が手間なく入力でき、集計作業も効率化します。
- 月末の請求書処理を都度型に変更
- 月末に一気に処理するのではなく、請求書が届くたびに経理ソフトへ入力しておくことで、紙資料を探す手間が省けます。また、都度処理により月末の負担も軽減します。
経理効率化で「時間」と「心の余裕」を手に入れる
経理業務の効率化は、単なる時間短縮にとどまらず、
精神的な余裕を生み出します。
業務を分散させ、周囲と連携しやすい環境を整えることで、
経理担当者の負担を軽減できます。
効率化の仕組み作りでお困りの際や、
経理全般についてご相談がある場合は、
ぜひお気軽にお問い合わせください!