
こんにちは!
仙台市太白区の若手税理士、髙橋拓人です。
今回は『PCを買い替えた話』です。
税理士という仕事は、究極的に言ってしまえば、
高性能なノートPCが一台あれば、ほぼ全ての業務が成り立ちます。
クラウド会計を使い、電子申告を行い、チャットで顧問先様と連絡を取る。
これら全て、たった一台の端末で完結します。
逆に言えば、この「たった一台」がもし壊れてしまったら、
データ入力も申告も、何もできなくなってしまうという恐怖と隣り合わせで仕事をしているということです。
日頃からクラウド活用やバックアップの重要性について度々記事にしているのは、
データの保守が私たちの死活問題だからに他なりません。
「動いているが、念のため」の買い替え
現在私が使用しているPCは、2022年製で、
性能的にはまだまだ現役でサクサク動いてくれます。
しかし、この一台だけの運用に「恐怖」を感じるようになり、
先日、ついに新しい相棒を新調することを決断しました。
「まだ使えるのに買い替えるの?」と思われるかもしれません。
そう、これは故障対策、つまり事業継続計画(BCP)の一環です。
何かあったとき、すぐに予備機に切り替えられる環境を整えることは、
お客様の期日を守る上で最も重要なリスクヘッジだからです。
(と自分を説得して買いました。)
迷う時間をゼロにする「同じもの戦略」
今回私が購入したのは、LenovoのThinkPad X1です。
あの、キーボードの中央に赤いポッチ(トラックポイント)がついている、特徴的な黒いノートPCです。
数あるPCの中からこれを選んだ理由は、「買い替えに頭を使わないから」。
これに尽きます。
私は、洋服や靴、日用品など、気に入ったものを見つけると、
買い替え時にまったく同じものを買うようにしています。
(だから同じデザインのTシャツを何枚も持っていたりします笑)
なぜなら、次に何を買うか「悩むこと自体が面倒」なのです。
今後数十年、税理士業を続けていくと考えたとき、
数年ごとに「どのメーカーのどのPCにしようか」「CPUは?メモリは?」と時間をかけて悩むのは、生産性の低い行為だと感じました。
ThinkPadを選んだのは「直感」
同じように「ずっと続いているメーカーの、ずっと続いているシリーズ」という条件を満たすPCは他にもあります。
P社製のLシリーズや、M社製のSシリーズ、F社製のLシリーズなど、耐久性の高いビジネス機は様々です。
その中でThinkPadを選んだのは、理屈ではなく「直感」です。
なんとなく、周りで成果を上げている経営者や、
仕事ができる方が愛用しているイメージが強かったからです(笑)。
もはやこれは、PCのスペックではなく、
迷わないためのアイコンになっているのかもしれません。
旧相棒である2022年製のPCは、基幹ソフトだけを残した状態でデスクの片隅で待機してもらいます。
これで、突然のトラブルがあっても、お客様の会計処理を止める心配はなくなりました。
旧相棒、今まで本当にお疲れさまでした。
もしかしたら繁忙期には予備機としてまた酷使するかもしれませんが(笑)。
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